2005年03月11日

釣り保険

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今日の午後も会議だった。懸案事項もどうにか決着、フゥ〜〜〜〜〜。
 
今日のエントリーは釣り保険
フライフィッシングを始めた頃のちょうど今ぐらいの季節。千曲川の川上地区に出かけた。ライズを探しながら、川から背丈ほどの高さのところの芦原に付けられた踏み後を歩いていた。前方30メートルほどのポイントに釣り人が居るのに気づき、その人を見ながら2,3歩進んだときに事件が起きた。踏み出した右足が宙に浮いた、ちょうど踏み出した所だけ地面が崩れ落ちていたのである。それに気づかず、当然有るべきと思っていた地面がなく、私の身体は右に回転しながら背中を下に落下していったのである。僅か1秒にも満たない時間にいろんなことが脳裏を駆けめぐった。「あ〜〜、寒中水泳だ。どうやって車まで戻ろうか。等々」まるで、スローモーションで落ちていく自分を見ているようであった。幸い寒中水泳は免れたのだが、もっとまずいことが起こった。左腰を大きな石で強打してしまった。激痛が走ったが、左腕と両足は水の中であったので急いで水の中からははい上がりうずくまった。この時私の転落に気づいた、前方の釣り人が声を掛けてくれた。私はどうにか歩けそうだったので「大丈夫です。」と応え、一歩踏み出そうとしたら、突然気分が悪くなりうずくまってしまった。その姿をみて、釣り人が来てくれた。しばらく付き添ってもらい、車まで連れ帰ってもらった。釣り人にはこれ以上迷惑は掛けられないので丁寧にお礼を言って釣りに戻ってもらった。小一時間、車で休んだが左腰の痛みと左足のしびれが取れない。運転に不安はあったが、右足は使えたのでそのまま帰宅したのだった。翌日、病院に行ったのだが骨には異常が無く、少し骨盤がずれたらしかった。もし、大きな石が背骨に当たっていたらと思うとぞっとする出来事であった。そんなこんなで、それ以来釣り保険に加入するようになったのだ。
毎年、掛け捨てでもったいない気もするが、遭難費用や行き帰りの事故なども対象だし釣り具の破損や盗難にも使えるので欠かさず更新している。
ちなみに、おろしたばかりのロッドを破損したときに、全損扱いになりほぼ全額に近い保険を貰ったことが一度だけある。


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この記事へのコメント
kita-papaさん始めまして!

私の拙いblogに訪れていただいてありがとうござい鱒。

kita-papaさん綺麗な魚釣っておられて羨ましいです(^^

保険と言えば、私も持ち物保険に入っていて過去にロッドを折ってしまった時と、ウエーダーを破いてしまった時にお世話になりました。(^^;

でも、道具は買い替えがききますが怪我は治療費が出ても痛い思いと場合によっては命やその後の人生にもかかわりますから・・・楽しい釣り人生を送るためにもお互いに注意しましょう!溪は危険がいっぱいですから!

Posted by いちのぶ at 2005年03月11日 22:49
いちのぶさん

コメントありがとうございます。
今後ともよろしくお願いします。
ほんと渓には危険がいっぱい、気を付けましょう。
危険な所は以外と細心の注意を払ってますが、何気ないところで怪我したりですね。
油断大敵ですな。
Posted by kita at 2005年03月12日 12:06
おはようございます。
私の場合、怪我で釣り保険を利用したことはないのですが、ロッドの破損では2回ほどお世話になりました。
両方とも河原でこけて、ロッドを折ってしまったものです。
使う原因が発生しないことが一番ですが、入っていると助かりますね。
Posted by WILDCAT at 2005年03月14日 09:11